最終更新: 2026-08-22 ・ 約18分で読めます ・ けんてい調査団 編集部

この記事の要点

  • 公式合格率は30〜49%(2015〜2025年の確認分)、年度によって大きく変動する
  • 試験は60問・50分・4択・100点満点・70点以上で合格(受験料6,200円)
  • 公式説明は「高校生レベル」だが、複数の体験記で**「大学1年教養レベル」「想像の斜め上」**と表現されている
  • 難所は「テキストの細部・時事問題・計算問題」。勉強期間の中央値は約2〜3ヶ月

この記事について(最初にお読みください)

筆者は天文宇宙検定を受験したことがありません。当サイト「けんてい調査団」は、受験者本人ではない立場から、公式発表データと実際に受験した方のブログ・note記事を収集・整理する「集計型」の記事を作成しています。

本記事は、公式サイト(astro-test.org)のデータと、URLを実際に確認できた7件の体験記をもとに作成しました。体験記の採録基準は「URLがアクセス可能で、受験の事実と難易度に関する記述が確認できること」です。


結論:天文宇宙検定2級の難易度・合格率まとめ

項目内容
試験形式4択(マークシート式)
問題数60問
試験時間50分(開始前10分間の説明あり)
合格基準100点満点中70点以上
受験料6,200円(税込)
公式難易度定義高校生が学ぶ程度
確認できた合格率の範囲5.7%〜63.8%(年度によって大きく異なる)
近5回の合格率30.0%〜43.8%(第16〜20回)
体験記での体感難易度「大学1年教養レベル」「高校レベルより難しい」が多数意見

公式データで見る天文宇宙検定2級(一次ソース確認)

試験概要

天文宇宙検定は一般社団法人天文宇宙教育振興協会が主催する民間検定で、2011年から実施されています。年2回(5〜6月・11月)開催されます。

2級の通称は「銀河博士」で、「高校生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文学の歴史や時事問題等を学びたい方を対象」とされています。

項目内容
問題数60問(2015年度以前は80問)
試験時間50分(説明10分を含まない実質時間)
出題形式4者択一式
合格基準100点満点中70点以上
受験料(一般)6,200円(税込)
受験料(団体2名以上)5,760円(税込)
受験資格制限なし(1級のみ2級合格者に限定)
試験頻度年2回(5〜6月・11月)
オンライン受験第18回(2024年秋)以降、2・3・4級で可

合格率データ(確認分)

公式サイト(astro-test.org)には第16回の受験者データが掲載されており、2級の合格率は43.8%(第16回)、平均点65.3点と記録されています。

時期2級合格率出典
第20回2025年11月30.0%jqos.jp
第19回2025年6月38.7%jqos.jp
第18回2024年11月31.1%jqos.jp / agaroot.co.jp
第17回2024年5月37.7%agaroot.co.jp
第16回2023年11月43.8%astro-test.org(公式)
第15回2023年5月48.7%note.com/higasayama(受験者記録)
第9回2019年10月40.0%shikaku-mon.com
2018年29.2%tanosimujinsei.com
2017年45.1%tanosimujinsei.com
2016年63.8%tanosimujinsei.com
2015年5.7%tanosimujinsei.com

確認できなかった点:第1回〜第14回・第20回以前の全回の受験者数・合格者数の絶対値は、公式サイトの当該ページにアクセス制限があり確認できませんでした。上表の二次ソース数値は原典(公式発表)との突合を完了していません。

確認できなかった点:2015年の合格率5.7%は著しく低く、何らかの特殊要因(問題形式変更・出題ミス等)が疑われますが、当該回の詳細は確認できませんでした。


体験記から見た体感難易度(n=7件)

URLが実際にアクセス可能で、受験の事実と難易度に関する記述が確認できた体験記のみを採録しています。

#媒体・著者受験回・時期勉強期間得点・結果体感難易度難所
1nhiroki.jp第7回・2017年10月未記載81点・合格「大学1年の教養科目レベル」太陽の構造、天文学史
2ameblo.jp/nishideo第8回・2018年10月約2ヶ月未記載・合格「たった50分」と時間を強調指数計算、計算問題全般
3kagolabo.jp第9回・2019年10月未記載・合格未記載・合格時間制約が最大の難所連続スペクトル線、色指数、計算・距離比較問題
4kotanin0.work2019年10月約4ヶ月未発表(速報時点)「むずかしかった」「想像の斜め上」テキスト細部・図内文字、リュウグウのクレーター名
5note.com/higasayama第13回・2023年5月約63時間未記載・合格「多角的な理解が必要」フラウンホーファー線など異なる表現で問われる問題
6note.com/sora46design第13回・2023年5月約2ヶ月自己採点82点・合格過去問演習で対応可能前日模試72点(直前まで不安定)
7note.com/takopapa2025年3月(投稿日)約3ヶ月80点台後半・合格3級より明らかに難しい公式・専門用語の暗記量

脚注(URL)

  1. https://nhiroki.jp/2017/12/13/astro-test-2nd-grade
  2. https://ameblo.jp/nishideo/entry-12424572295.html
  3. https://www.kagolabo.jp/tenmonutyuu2/
  4. https://www.kotanin0.work/entry/2019/10/20/210000
  5. https://note.com/higasayama/n/n3ad2513eab54
  6. https://note.com/sora46design/n/n5c99dad336b3
  7. https://note.com/takopapa/n/n93f284e18efb

確認できなかった点:体験記#4(kotanin0.work)は受験直後の速報記事のため、最終的な合否・得点が記事中に記載されていませんでした。合否確定記事の存在は確認できていません。

確認できなかった点:note.com/knnsk(さるのすけ)のURLはアクセス不可(404)だったため採録外としました。


公式合格率と体感難易度の差分分析

「高校生レベル」という公式説明との乖離

公式サイトは2級を「高校生が学ぶ程度」と定義していますが、URLを確認できた7件の体験記のうち、公式説明通り「高校レベル」と評価したものは0件でした。

合格率30〜49%が示すもの

近5回(第16〜20回)の合格率は30.0〜43.8%で推移しており、受験者の半数以上が不合格になる年が続いています。「対策なし・テキスト流し読み」では合格できない水準と考えられます。

ただし、7件の体験記の全員が合格しており(1件は不明)、「公式テキスト+問題集を繰り返す」という定番対策を実施すれば合格圏に入れることも示唆されています。

なぜ体感難易度が高くなるか

体験記を横断すると、以下の3つの要因が共通して挙げられていました。

  1. 試験時間の短さ:60問を50分で解くと1問あたり約50秒。計算問題や図の読み取りが含まれるため時間的プレッシャーが高い
  2. テキスト細部からの出題:本文だけでなく、「プラスワン」欄・図内の文字・キャプションまで出題対象
  3. 時事問題・宇宙開発ニュース:公式テキストだけでカバーできず、受験時点の宇宙開発動向の把握が必要

3級との違い・2級から受けるのはどんな人か

3級と2級の比較

比較項目3級(星空博士)2級(銀河博士)
対象レベル中学生程度高校生程度(体感は大学教養レベル)
問題数60問60問
試験時間50分50分
合格基準60点以上70点以上
受験料5,000円6,200円
近年の合格率70%以上が多い30〜49%
計算問題少ない指数計算・距離計算など
時事問題ほぼなし出題あり

2級から受けるのはどんな人か

体験記と複数の資格情報サイトの記述を総合すると、以下のような方が多い印象です。

なお、2級合格者のみが1級の受験資格を得られます(公式FAQ:https://www.astro-test.org/faq/ 確認日:2026-08-22)。

関連記事:


【リンク想定箇所A】[書籍: 天文宇宙検定公式テキスト2級 銀河博士(最新版)] — Amazonアフィリエイトリンクを設置予定 【リンク想定箇所B】[書籍: 天文宇宙検定公式テキスト2級 銀河博士(最新版)] — 楽天ブックスリンクを設置予定


この集計の限界(必ずお読みください)

1. 生存者バイアス 体験記を公開するのは概して「合格した方」「熱心に勉強した方」です。不合格者の体験はほとんどネット上に残りません。採録した7件は全員(1件不明を除き)合格しており、「本当に落ちるとどんな状態か」の情報が欠けています。

2. サンプル数の少なさ n=7件は統計的に有意な分析を行うには不十分です。勉強期間・得点・難易度感の記述はあくまで参考値であり、傾向の把握にとどめてください。

3. 自己申告の不正確さ 「勉強期間2ヶ月」「63時間」などの数値は受験者の自己申告です。実際の学習密度・質は個人差が大きく、同じ期間でも習得量は異なります。

4. 筆者未受験 このサイトの筆者は天文宇宙検定を受験していません。試験の雰囲気・問題の質感・採点の印象は体験記からの引用・要約であり、一次体験に基づく情報ではありません。


確認できなかった点のまとめ

確認できなかった点①:公式サイト(astro-test.org/grade2/)は接続拒否(ECONNREFUSED)のため直接参照できませんでした。試験概要は公式「受験のご案内」ページ(guide/)および複数の二次ソースで突合しました。

確認できなかった点②:2015年の合格率5.7%の背景(問題形式変更・出題難化・その他要因)は一次情報から確認できませんでした。

確認できなかった点③:第1〜14回、第17〜20回の受験者数・合格者数の絶対値は確認できませんでした。

確認できなかった点④:受験料の団体・個人以外の割引(他級併願時)の最新額は二次ソース間で5,400〜5,800円と表記が揺れており、公式「受験のご案内」での確認値(6,200円・団体5,760円)のみを採用しました。

確認できなかった点⑤:note.com/knnsk(さるのすけ「合格体験記」)はURL確認時404エラーが返ったため採録外としました。


よくある質問

Q1. 天文宇宙検定2級の合格率は何%ですか?

近5回(第16〜20回、2023年11月〜2025年11月)の2級合格率は30.0〜43.8%です。年度によって10ポイント以上の差があります。「公式テキスト+問題集を繰り返す」対策を実施した受験者の多くが合格しているという体験記記録があります。(出典:astro-test.org、jqos.jp、agaroot.co.jp 確認日:2026-08-22)

Q2. 問題数と試験時間を教えてください。

2級は60問・50分(試験開始前に説明10分あり)です。4択式・100点満点で、70点以上が合格基準です。2015年度以前は80問でしたが、現在は60問に変更されています。(出典:astro-test.org 確認日:2026-08-22)

Q3. 「高校生レベル」と聞いていたのに難しいと感じるのはなぜですか?

複数の体験記で「大学1年の教養科目レベル」「高校レベルより範囲が広い」と表現されています。難しくなる主な理由は、①テキストの本文だけでなく「プラスワン」欄・図内文字まで出題対象になること、②時事問題(受験年の宇宙ニュース)が含まれること、③60問を50分で解く時間プレッシャーがあること、の3点です。

Q4. 3級と2級を同時に受けることはできますか?

できます。公式サイトに「他級との併願割引」が存在します。料金については公式「受験のご案内」でご確認ください。(出典:astro-test.org/guide/ 確認日:2026-08-22)

Q5. 天文学の知識がゼロでも2級から受けられますか?

受験資格に制限はなく、誰でも2級から受験できます。ただし、採録した体験記の受験者は概ね何らかの天文・理科の素養がある方が多く、「完全に初めての分野で2級から挑戦した」という事例はこの集計では確認できませんでした。

Q6. 使うべき教材は何ですか?

採録した7件の体験記で共通して使用されていたのは「天文宇宙検定公式テキスト2級 銀河博士」と「天文宇宙検定公式問題集2級」です。複数の受験者が「テキストのプラスワン欄まで全部読む」「問題集を3周する」という方法を推奨しています。

Q7. 合格発表はいつですか?

5〜6月実施分は約7月上旬、11月実施分は約12月下旬に合格発表があります。(出典:astro-test.org 確認日:2026-08-22)

確認できなかった点:合格発表の具体的な日付は年によって異なります。最新の日程は公式サイト(https://www.astro-test.org/)でご確認ください。


出典一覧

一次ソース(公式・準公式)

出典URL確認日
天文宇宙検定公式サイト(受験のご案内)https://www.astro-test.org/guide/2026-08-22
天文宇宙検定公式サイト(FAQ)https://www.astro-test.org/faq/2026-08-22
第16回受験者データと講評(公式)https://www.astro-test.org/other/4963/2026-08-22
Wikipedia「天文宇宙検定」https://ja.wikipedia.org/wiki/天文宇宙検定2026-08-22

体験記(URLアクセス確認済み)

著者・媒体URL
nhiroki.jp(第7回・2017年)https://nhiroki.jp/2017/12/13/astro-test-2nd-grade
ameblo.jp/nishideo(第8回・2018年)https://ameblo.jp/nishideo/entry-12424572295.html
kagolabo.jp(第9回・2019年)https://www.kagolabo.jp/tenmonutyuu2/
kotanin0.work(2019年)https://www.kotanin0.work/entry/2019/10/20/210000
note.com/higasayama(第13回・2023年)https://note.com/higasayama/n/n3ad2513eab54
note.com/sora46design(第13回・2023年)https://note.com/sora46design/n/n5c99dad336b3
note.com/takopapa(2025年投稿)https://note.com/takopapa/n/n93f284e18efb

参考リンク(合格率データ等の二次ソース)

出典URL
資格の一覧 JQOS.jphttps://jqos.jp/minkan/temmonuchukentei
資格ルート(アガルート)https://agaroot.co.jp/shikaku/astro-test/
資格の門(2025年)https://shikaku-mon.com/goraku/tenmongaku
軽カメラ部(天文宇宙検定まとめ)https://universe.joho.info/astro-test/
tanosimujinsei.com(合格率推移)https://tanosimujinsei.com/4503.html

本記事の作成方法


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