最終更新: 2026-08-20 ・ 約19分で読めます ・ けんてい調査団 編集部

歴史能力検定2級の合格率は何割?日本史と世界史の差分を年度別に整理した【2026年8月調査】

この記事の前提を最初に書きます。筆者は歴史能力検定を受験していません(当サイトは自ら受験しません)。本記事は合格体験記ではなく、公式データと公開されている体験記を照合し、「合格率の数値」と「実際の難しさ」に乖離がなぜ生じるのかを整理した差分検証記事です。


この記事について

「歴史能力検定2級 合格率 何割」で検索するユーザーの疑問は、おおむね次の二点に集約されます。

  1. 合格率は何割程度か。日本史と世界史で違うのか。
  2. 合格率の数値を見て「思ったより難しい(または簡単)」と感じる理由は何か。

本記事では、資格情報サイトが集計した年度別合格率を確認し、体験記3件と突き合わせて「乖離がどこから生じるか」を整理します。


結論

確認事項内容
2級・日本史 直近4年間の合格率レンジ36.3〜53.3%(2021〜2025年度。出典3)
2級・世界史 直近4年間の合格率レンジ22.7〜63.0%(2021〜2025年度。出典3)
試験形式4肢択一+記述、50分、100点満点(出典1)
合格基準正解率60%が目安(試験により変動。出典1)
公式難易度定義「高校で学ぶ程度だが、比較的高度な歴史知識が要求される」(出典1)
受験料(2級)7,000円(出典2)
試験日(2026年)2026年11月15日(日)(出典2)

差分の要約:日本史2級の合格率は35〜53%台で推移しており、「3人に1人〜2人に1人」が合格するイメージです。一方、世界史2級は年度によって22.7%〜63.0%と変動幅が30ポイント以上あり、「今年は難しかった」「今年は易しかった」という感覚差が生まれやすい。両科目に共通する「体感が難しい」原因は、記述問題5問で正答できる問題が少ないことと、択一問題でも時代整序・年代問題が毎年出題されることにある。

【リンク想定箇所A】[書籍: 歴史能力検定全国歴史能力検定協会 公式過去問集2級日本史] — 2級対策の出発点として公式過去問集(Amazonリンク設置予定)


公式情報の確認

1. 年度別合格率の推移

以下のデータは、資格情報サイト(出典3・出典4)が歴史能力検定協会の発表から集計した数値です。公式サイト(rekiken.gr.jp)を2026年8月20日に確認した時点では、合格率の一覧表は公式サイトのトップや試験概要ページでは確認できませんでした(「確認できなかった点①」参照)。

2級・日本史の合格率推移

年度(回)合格率出典
2025年度(第44回)53.3%出典3(△)
2024年度(第43回)47.8%出典3・4(△)
2023年度(第42回)38.3%出典3・4(△)
2022年度(第41回)37.7%出典3・4(△)
2021年度(第40回)36.3%出典3・4(△)

△:資格情報サイトで確認。公式サイトで原文と直接突合できていない数値(「確認できなかった点①」参照)

傾向:2021〜2023年度は36〜38%台で安定していたが、2024年度に47.8%、2025年度に53.3%と大幅に上昇している。受験者の傾向変化(過去問対策の普及など)が背景として考えられるが、公式説明は確認できていない。

2級・世界史の合格率推移

年度(回)合格率出典
2025年度(第44回)38.3%出典3(△)
2024年度(第43回)22.7%出典3・4(△)
2023年度(第42回)63.0%出典3・4(△)
2022年度(第41回)46.2%出典3・4(△)
2021年度(第40回)58.8%出典3・4(△)

△:同上

傾向:日本史と比べて年度間の変動幅が大きい。2023年度に63.0%を記録した翌2024年度には22.7%と40ポイント以上の落差がある。年度ごとの出題難易度の振れ幅が日本史より大きい可能性が高い。

2. 試験形式・合格基準(公式情報)

以下は資格情報サイト(出典1・出典2)と公式サイトから確認した情報です。

項目内容
試験区分日本史2級・世界史2級(別試験)
受験資格制限なし(誰でも受験可能)
出題形式4肢択一(45問)+記述(5問) △
試験時間50分
合格基準100点満点・正解率60%が目安(試験により変動)
受験料7,000円(税込)
試験日(2026年)2026年11月15日(日)
申込期間2026年4月1日〜10月6日
合格発表2026年12月中旬

△:出題問題数(45問+5問)は資格情報サイトおよび体験記から確認。公式サイト上の公式問題数記載は2026年8月20日時点で確認できなかった(「確認できなかった点②」参照)。

3. 公式の難易度定義

資格情報サイト(出典1)が引用する公式サイトの説明によれば、歴検2級は「高校で学ぶ程度だが、比較的高度な歴史知識が要求される。自信のある方向けの試験」と位置づけられています。

同サイトは難易度を5段階評価で「少し難しい」と分類しています(日本史・世界史とも)。

確認できなかった点①:歴史能力検定協会 公式サイト(rekiken.gr.jp)での年度別合格率の一次ソース確認。公式サイトのトップページ・試験案内ページ(404エラー)を2026年8月20日に取得したが、年度別合格率の一覧を直接確認できなかった。本記事の合格率データは資格情報サイトの集計値(△)を使用している。公式の数値との一致は保証できない。


実態との差分(体験記・報告との照合)

「歴史能力検定2級を受験した」という公開記事を3件確認しました。

報告1:note「歴史能力検定日本史2級 合格体験記」セアカさん(2024年11月受験)

出典6より。

公式合格率との照合:2024年度の日本史2級合格率は47.8%。セアカさんの64点は合格ラインギリギリの「薄い合格」で、記述全滅に近い状態でも択一で補えば受かる構造が体験記で実証されている。

報告2:Ameblo「第42回歴史能力検定日本史2級 受験後の感想と自己採点」(2023年11月受験)

出典7より。

公式合格率との照合:2023年度(第42回)の日本史合格率は38.3%。合格者から見た体感は「難しい」でも自己採点は76%と高く、対策量の差が結果を分けていることが分かる。

報告3:note「第44回歴史能力検定(2級 世界史)受検レポート」浦 大弥さん(2025年11月受験)

出典8より。

公式合格率との照合:2025年度の世界史2級合格率は38.3%。浦さんは70点(正答率70%)で合格。合格率38.3%という数値は「難しい」印象を与えるが、浦さんの体験では「センター試験レベル」と感じており、合格率が低い原因は「試験の絶対難易度の高さ」よりも「準備不足のまま受験する人の多さ」にある可能性を示唆している。

差分のまとめ:「体感が難しい」理由の整理

体験記3件と公式データを突き合わせると、以下の構造が見えてくる。

(1)記述問題5問が「難しい」の主因になっている

4肢択一45問に加えて記述問題5問が出題される。報告1のセアカさんは「5問中1問のみ正答」、報告2のブロガーは「張作霖を誤字」、報告3の浦さんも「専門用語の想起に苦戦」と、3件とも記述問題での苦戦を報告している。しかし合格ライン60点は択一だけで到達可能な設計になっており、「記述が難しい」は事実だが、それが合否を直接左右するわけではない。

(2)時代整序・年代問題は対策なしだと失点しやすい

体験記で繰り返し指摘されているのが「いつ起きたか」を問う時代整序問題の難しさ。報告3(世界史)の浦さんは「時代・年代がいつかという認識不足により、時代整序問題や引っかけ問題で失点した」と分析し、エクセルで年表を作り直した結果、正答率が安定したと記している。

(3)世界史の年度ごとの振れ幅が大きい

日本史2級は2021〜2023年度に36〜38%台で安定していたのに対し、世界史2級は22.7%(2024年度)から63.0%(2023年度)まで振れている。「今年は難しかった」という感覚が年によって全く異なる試験であることを示しており、「合格率で難易度を判断する」際には年度を指定して比較する必要がある。

(4)受験者の準備水準が合格率に影響している

通訳案内士試験対策など「目的を持った受験者」と、「とりあえず受験してみた層」が混在している。日本史2級は通訳案内士試験の「日本歴史」科目免除の条件になるため、対策が充実した受験者の割合が高い。この「受験者の質の偏り」が合格率の見た目を動かしている可能性がある。

【リンク想定箇所B】[書籍: 歴史能力検定全国歴史能力検定協会 公式過去問集2級世界史] — 世界史2級対策の出発点として公式過去問集(Amazonリンク設置予定)


確認できなかった点のまとめ

確認できなかった点①:公式サイト(rekiken.gr.jp)での年度別合格率の一次確認。2026年8月20日時点で公式サイトのトップページを取得したが合格率データは掲載されておらず、結果ページ(results/)は404エラーだった。本記事の合格率は資格情報サイト(shikaku-mon.com・luckjoeblog.com・agaroot.co.jp)の集計値を参照している。これらが公式発表値と一致するかは保証できない。

確認できなかった点②:出題問題数の公式記載(2級が「4肢択一45問+記述5問」かどうか)。複数の資格情報サイトと体験記からこの構成が一致して確認されているが、公式サイト上の記述は2026年8月20日時点で確認できなかった。

確認できなかった点③:受験者数・合格者数の絶対数。複数の資格情報サイトを確認したが、合格率のみの掲載で受験者数・合格者数の実数は確認できなかった。

確認できなかった点④:2025年度(第44回)の日本史2級合格率53.3%の根拠となる一次データ。出典3(shikaku-mon.com)に掲載されているが、公式発表との突合は未実施(△)。

確認できなかった点⑤:2024年度の世界史2級合格率22.7%と2023年度63.0%という大幅変動の公式理由。難易度の設定変更・問題構成の変化・受験者層の変化など複数の要因が考えられるが、公式サイトで説明を確認できなかった。

確認できなかった点⑥:日本史2級と世界史2級の受験者数の比率。通訳案内士試験対策として日本史2級の受験者が多いと推測されるが、科目別の受験者数データは確認できなかった。


よくある質問

Q. 歴史能力検定2級の合格率は何割ですか?

A. 資格情報サイトの集計(△)によると、日本史2級は2021〜2025年度で36.3〜53.3%、世界史2級は22.7〜63.0%です(出典3・4)。日本史は「3〜5人に1〜2人」、世界史は年度によって大きく異なります。公式の一次ソースでの直接確認は本調査では実施できていません(確認できなかった点①)。

Q. 日本史と世界史はどちらが合格しやすいですか?

A. 年度によって異なりますが、2021〜2025年度の5年間を見ると、日本史の方が安定して合格率が高い年度が多い傾向があります。ただし2023年度は世界史63.0%・日本史38.3%と逆転しており、一概には言えません(出典3・4)。

Q. 合格基準は何点ですか?

A. 公式案内では「正解率60%が目安」とされており、100点満点のうち概ね60点前後が合格ラインとされています(試験により変動)(出典1)。記述問題(5問)が苦手でも、択一45問で取り切れば合格ラインに届く設計です(報告1・出典6)。

Q. 試験時間は何分ですか?

A. 50分です(出典1・2)。体験記では「意外に時間がない」という声があり(出典6)、時間配分の練習も必要です。

Q. 歴検2級に合格すると何かメリットがありますか?

A. 日本史2級合格で、高等学校卒業程度認定試験の「日本史B」科目と、全国通訳案内士試験の「日本歴史」科目が免除されます。世界史2級合格で「世界史B」科目免除の対象になります(出典1)。

Q. 2026年の試験日はいつですか?

A. 2026年11月15日(日)です。申込期間は2026年4月1日〜10月6日(出典2)。


書籍ガイド

2級対策には公式過去問集と教科書レベルの参考書の組み合わせが体験記でも繰り返し挙げられています。

【リンク想定箇所C】[書籍: 歴史能力検定全国歴史能力検定協会 歴検実戦!テスト形式過去問題集2級日本史] — Amazonアフィリエイトリンク設置予定。体験記でも繰り返し推薦されている公式過去問集(日本史版)

【リンク想定箇所D】[書籍: 歴史能力検定全国歴史能力検定協会 歴検実戦!テスト形式過去問題集2級世界史] — Amazonアフィリエイトリンク設置予定。世界史版の公式過去問集


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当サイトの歴史能力検定クラスタ記事も参考にしてください。


出典一覧

一次ソース(公式)

  1. 歴史能力検定協会 公式サイト(rekiken.gr.jp)トップページ(試験案内・累計受験者数59万人突破)
    https://www.rekiken.gr.jp/
    確認日:2026年8月20日
    ※合格率一覧ページは404エラーのため確認不可。合格率・問題数の一次確認は未実施。

資格情報サイト(二次ソース・集計参照)

  1. 資格の門「歴史能力検定 – 難易度・合格率・試験日など(2026年)」(受験料・試験日程・出題形式)
    https://shikaku-mon.com/kyouyou/rekishinouryoku
    確認日:2026年8月20日(△)

  2. 資格の門「歴史能力検定」(2級日本史・世界史の年度別合格率2021〜2025年)
    https://shikaku-mon.com/kyouyou/rekishinouryoku
    確認日:2026年8月20日(△)

  3. 資格説明.com「歴史能力検定(歴検)。合格率/難易度と過去問」(2級日本史・世界史の年度別合格率2021〜2024年)
    https://luckjoeblog.com/26808/
    確認日:2026年8月20日(△)

  4. アガルート「歴史能力検定試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説」(出題形式・難易度説明)
    https://agaroot.co.jp/shikaku/rekiken/
    確認日:2026年8月20日(△)

体験記

  1. セアカ「歴史能力検定日本史2級 合格体験記」(note、2024年11月受験・64点合格・71時間30分・記述5問中1問正答)
    https://note.com/seakasan/n/n4d90b8b54584
    確認日:2026年8月20日

  2. (Ameblo)「第42回歴史能力検定日本史2級 受験後の感想と自己採点」(2023年11月受験、勉強期間9日、自己採点38/50)
    https://ameblo.jp/lobster-jtg/entry-12830340387.html
    確認日:2026年8月20日

  3. 浦 大弥「第44回歴史能力検定(2級 世界史)受検レポート」(note、2025年11月受験・70点合格・センター試験レベルと評価)
    https://note.com/tier_ura/n/n5854aaacf37e
    確認日:2026年8月20日

参考リンク

  1. ミドルエイジの歩き方「歴史能力検定試験2級【過去問分析3年分】:45日独学勉強法」(日本史2級・45日200時間で70点合格)
    https://mid-age.tokyo/rekishikentei/
    確認日:2026年8月20日

  2. 幸せ届けるカエル「2024年11月の歴史能力検定 日本史2級の振り返り」(2024年度の難易度・受験者アンケート)
    https://aretotte.com/2024_history/
    確認日:2026年8月20日


本記事の作成方法

調査日:2026年8月20日

筆者の受験歴:歴史能力検定を受験したことはありません。本記事は体験記ではなく、公開情報の差分検証記事です。

調査方法

  1. 資格情報サイト(shikaku-mon.com・luckjoeblog.com・agaroot.co.jp)から2級日本史・世界史の年度別合格率を収集
  2. 歴史能力検定協会公式サイト(rekiken.gr.jp)のトップページをWebFetchで取得(合格率一覧ページは404エラー)
  3. note・Amebloで「歴史能力検定2級 体験記」を検索し、上位に表示された体験記3件をWebFetchで取得
  4. allintitle検索(allintitle:歴史能力検定 2級 合格率 何割)で競合記事件数を確認(8件前後。知恵袋1件・note2件・資格情報サイト3件・その他2件→競合度「低〜中」と判定)
  5. 公式合格率と体験記の難易度感覚を突き合わせて差分を分析

記事の性質について

本記事は「差分検証」として構成しています。合格率の数値と受験者の体感難易度のギャップを整理することを目的としており、合否を保証するものではありません。受験前に必ず公式サイト(https://www.rekiken.gr.jp/)で最新情報を確認してください。

allintitle件数と競合度:「歴史能力検定 2級 合格率 何割」完全一致は8件前後。知恵袋混在あり。競合度「低〜中」と判定。

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